チェーンソーは木を切っているとソーチェーンが弛んできます。ガイドバーをドライバーを使ってボルトを締めることで引っ張り直すのですが、この商品には設計ミスがあります。
それはガイドバーを引っ張るためのボルトが剛性がある本体ではなく、ポリエチレンであろう軟質樹脂のスプロケットカバーに固定されている点です。
チェーンを張るべくドライバーいくら回してもガイドバーが動かないので、おや?と思ってよく見るとスプロケットカバーが変形して割れていました。
壊れて初めて欠陥に気づいた次第です。
裏から見ると右上部分です。本体に差し込んでいる突起の付け根が変形しヒビが入って割れてます。
右中央の”困”に似た部分にボルトのテンショナーが入ってます。
どう修理すべきか考えてると、こんな動画を見つけました。
Creation Holicさんの動画です。
準備したのは、
ステンレスボルトM6 50mm程度
釣り針
タイラップです。
強度を確保するために釣り針を埋め込むことにします。
半田ゴテの先をM6ボルトに付け替えて温まるのを待ちます。
2本埋め込むのは無理で1本だけ埋め込みつつ割れている部分を溶接しました。
裏面にも釣り針を埋め込んで溶接。
黒のタイラップを使って肉盛り
裏面も同様に肉盛り完了。
とりあえず復活しましたが、ガイドバーを移動させるのに毎回、恐る恐るで作業効率が悪すぎます。
使えるけど連続作業は望めないし、緩んだまま使うと事故に繋がりかねないので使用頻度は減ってます。
8000円ちょいで買ったのでこれ以上修理にお金使うのもなんだし、買い替えかなぁ~。
既に売ってませんが、オススメしません。
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