三木市へ出張畝立て 25年9月14日

2025年9月14日日曜日

ウネ作り屋さん 菌ちゃん農法 畝立て 藤岡石油

8月中旬に畝立ての依頼のメールが届きました。
菌ちゃんふぁーむのウネ作り屋さんページでいくつかの連絡先から選んでくれたようです。

【下見】
メールで詳しく依頼内容を聞いた上で8月23日に下見に行きました。
 目的は、駐車スペース、作業用物置きスペース、水の有無、土の硬さ、雑草の茂り具合、耕土層の深さといったところ。
こんな感じです。
赤く囲んだ部分に2mの畝を2本の依頼です。
 水の確認。
パイプラインの町野式水栓がありました。水栓もひねれば問題なく出ます。自分の畑で使っているホースもそのまま使えそうです。

次に土を備中鍬で起こしてシャベルで掘って耕土層の厚みを確認します。
赤い粘土の層が20cmの深さからあります。そこまではホロホロの黒っぽい土です。
これで畝間の通路の広さが決まります。

ついでなのでpHの確認。
アースチェック液で行います。
pH7.5が近似色で中性でした。

調査結果
・刈払機必要
・耕土層20cm
・水栓あり
・駐車スペースあり
・作業スペースあり
・土は軽そうですが、雨が降ると水はけが悪くベチャベチャという依頼主さんの言葉も気になるところです。

依頼者さんとの話し合いで9月14日に作業することに決定し準備にかかります。

【準備】
埋める餌:2mを2本なので最初に埋める木材を50cm程度に切断し、太さのバラツキが均一になるように4つに分けました。
これを袋詰めします。
こうしておくと、自分だけでなく一緒に作業する人も分かりやすいので一緒にウネ作りが出来ます。
 頼んで終わりじゃなくて、一緒に作ったという感覚を大事にしたいと思ってます。
 その他は、位置決め用の竹の杭を準備。
これも作ろうとしている畝を可視化することで複数名で作業できるようにする工夫です。
 管理機の燃料と始動確認、刈払機の燃料購入、石灰とマグネシウム、ホウ砂の計量など済ませて倉庫の1画にまとめました。

【当日】
何度かお世話になっている藤岡石油さんで軽トラレンタルして荷物の積み込みです。
満載!
思ったよりも積み込みに時間がかかり15分ほど遅刻で現着。

今日の作業予定、畝の間隔とその理由、畝を南北方向で立てることなど説明して作業開始。

草刈りスタート

刈った草を依頼者さんと妻に一箇所に集めてもらいます。
見違えますねぇ。
で管理機投入。
3日ほど前に雨が降ったので土手の上手側は管理機がスタックするような柔らかさでした。
 これは手強いかも?
依頼者さんの圃場がちょうどウネ3本立てられるくらいの幅だったのでその部分も草刈りと簡単な耕うんはしておきました。
おおよその面積の土起こしが終わったところで管理機がエンスト。
何やっても動かなくなる。何でやねん?おいおい、よりによって今日動かなくなるんか~。気になる部分を備中クワで起こしていきます。
まぁあとは手でやりましょう。
ひと通り土を混ぜ返したらメジャーで設計通り測りながら杭を打ってロープを結んで午前の部終了。
形が見えてきました。

地元の人気のラーメン店”いなか”で昼食。
誰とでもすぐ友達になれる感じのオバちゃんが切り盛りするお店です。
優しい味なんですよね~。畑仕事の合間でも気兼ねせず入れる雰囲気は貴重です。
 充電完了、午後の部開始!
1m幅で溝を掘りそれぞれの溝に準備していた餌を並べてもらう。
太い枝は離して置き、中位、細いのを混ぜて配置します。
オットオット、土壌改良材三種盛りを入れるの忘れてるわーと気づいて慌てて投入しレーキと鍬で混ぜ混ぜ。
そこから盛り土作業が始まります。

土手側が水が少し浮いてくるくらいになっていて大変そうなのでそこから始める。
もう一本の畝は比較的軽そうなので依頼者さんと妻にお願いする。

水を含んだ土の重いこと重いこと。こら大変だわ。
無理せずそれぞれ休憩を取りながら進めます。
だんだんと形になってきたところで、スノコ板を使って畝の形を整えていきます。
たくさん土を盛ったつもりでも均すとそれ程でもなく再び土を盛る、この暑さの中ではもはや苦行です。
 代わりに体脂肪率減少ボーナスがもらえますが。
お二人にペッタンペッタンとスノコ使って形整えてもらい45cm達成!
エサ載せます。
土と枯葉を交互にミルフィーユ方式で載せました。
薄く土を被せるのって難しいんですがお二人が手で丁寧に被せていってくれます。
最後の土を被せて完成。
土と枯葉を馴染ませるために水を掛けようとしたら町野式のサイズ違いで持ってきたホースが装着不可!
カッコワル〜♡
マルチ被せて重石を載せて空気穴を開け、空気穴からバケツで水入れました。
 まぁ数日前の雨であれだけ湿っていた土でブロックの重石があり、枯れ葉も雨に濡らしてちょっと菌が見えているようなの持ってきたから乾燥することはないでしょう。

 ここで依頼者のご主人とお子様が登場。出来上がりを確認してもらい簡単に説明して、お子様と一緒にウネに触れながら「菌ちゃん頑張って〜」と念を送っときました。完璧!

クタクタになったけど、依頼者さんも満足してくれたようで良かったです。

しかし真夏の畝立てはキツイわ~。

自分の畑に戻り荷物を運んでから軽トラを返却して終了。

依頼者さんも積極的に作業してくれたし、喜んでくれて、我々もハッピーになれました。

1ヶ月後位に様子を見に行く予定です。

帰ってからのビール、ウマ!

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