下見に行くと1.8x1.8m程度の面積で、周囲に歩けるスペースも考えてレイズドベッドで作ることになりました。
農業資材屋で売っている畦板を使う方法が簡単なようですが、玄関先での美観がどうにもよろしくないので竹で作ることにしました。
完成イメージ。
8月17日:下準備
何度も野菜作りに挑戦した跡が見えます。
周囲の草を刈って、プランターなどを整頓して、レイズドベッド設置区画を決めて杭打ち。
昨年切った竹を必要なだけ裁断、埋める餌に加えてカキ殻石灰やエコマグ、ホウ砂も計量して必要資材を準備。
いい車やわ。
竹をどんどん積んでいきます。
ガイド用の支柱がどんどん広がっていくのでところどころ針金で縛っていきます。
今年はじめの腐葉土枠作りの経験が役立ってます。
4辺の積み上げ完了。
30cm程度に切って半年以上雨ざらしにしていた庭の剪定木と山で集めてきた枯れ枝を最下部に敷きました。
幅1m、奥行0.8m、高さ0.4mで320リットルの土が必要です。
プランターの古い残った土があるので300リットルの入手が必要です。
”神戸 畑の土”で検索すると明石染土さんがヒット。
こちらも参考にして注文しました。
受付の方、めちゃくちゃ感じよかったです。
土は六甲山系のマサ土(真砂土)がベース。肥料分がないと説明を受けましたが、それが良い!んですよね。
腐敗はしにくい代わり、菌ちゃんの餌成分をしっかり入れないといけません。水はけは良いけど乾燥もしやすいでしょうし、その辺りは経過を見ていくしかありません。
土壌からある成分を引くの難しいですが、足すのは比較的簡単なのも良いかと。
8月30日:土入れ
予約していた時間に土を取りに行きました。
幸い、依頼者宅と明石染土さんが近かったので自分の車で取りに行きました。
後部トランクスペースだけでは足りず後部座席にも積みます。
腰を使わず脚で持ち上げることを心がけましょう。
土を入れていきます。
5袋ほど入れたところで
竹炭、カキガラ石灰、エコマグ、ホウ砂を投入し混ぜます。
更に土を入れて、残留栄養物も豊富と思われるプランターの土も入れて更に混ぜます。
しっかり土が入っているので底から混ぜても底に敷いた餌には当たりません。
40cm程度積んで混ぜたら上部の餌を載せていきます。
土を薄く被せ
落ち葉を載せて
を繰り返して餌と土をミルフィーユ状に重ねました。
そして水をかけて湿らせます。
少し土が余ったのですが餌が馴染んでくるとかさが減ってくるので、依頼者宅に置かせてもらいました。
念の為に竹枠が膨らんで決壊する兆候がないか確認しましたが異常なし。
今週雨の予報なのでこのまま置いて十分な雨に当てます。
9月6日:仕上げ
台風通過で充分に湿ったようです。竹枠は異常なし。
針金を縛ったところは熱収縮チューブでカバーします。
マルチを張って
重石を載せます。
重石はセメントレンガを選びました。
重しを載せて完成!
仕上げはお約束の
菌ちゃん頑張って〜
プラスチックの畦板で作るより庭に馴染んだレイズドベッドが出来ました。
周囲に歩けるスペースが確保されているのと、腰をおらずに世話できそうです。
縦に打ち込んだ杭代わりの竹は地中部分が菌ちゃんに食べられて脆くなっていくので定期的に見に来てメンテは必要でしょう。
出来上がりを見た依頼者は、何を植えようかと考えて嬉しそうでした。
【主要機材】
・マキタ 18vチェーンソーMUC150DZ
・マキタ 18vレシプロソー JR189DZ
・千吉金賞 石つきエビ鉈
・クニペックス 喰い切り250mm
・草刈り鎌
・ハサミ
・ゴム鎚
・オルファ L型カッター
・レーキ
・イケア Fraktaバッグ L
・耐候性土嚢袋
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